【語学学習】外国語学習が進まない人の特徴(英語・中国語・韓国語)
【外国語学習】
現在外国語学習に取り組んでいる方は、何を使って勉強されているでしょうか?
テキストで独学、スクールへ通学、カフェでレッスンなど最近は様々な学習媒体が普及しています。
しかしかかる費用に比べて中々喋れるようになれないといった方も多いです。
今回は私が外国語教師として活動しながら出会った中々学習が進まない人の特徴と、勉強法について述べたいと思います。
【学習が進まない人の特徴】
①計画を立てていない
学習を始める上で大切なのがまずは学習計画を立てることです。なんとなく勉強しているだけだと、なんとなくしか語学力もつきません。
・目標(日常会話を身に付ける、検定2級をとる等)
・スケジュール(1ヶ月で初級単語を覚える、2ヶ月で文法をマスターする等)
・学習媒体を選ぶ(テキスト選び、スクール選び、講師選び)
※目標(動機)に見合ったスクール選びが大切です。
②進捗確認をしない
せっかく目標とスケジュールを立てても、自分の実力がついているかどうかの進捗確認をしないとなんの意味もありません。
単語を覚えるなら単語テストを必ずしましょう。テキストに沿って進めるなら前の課の問題集を復習で解くのも効果的です。
・上で立てた学習計画の確認テストを定期的に行う
・単語テスト、文法テスト、リスニングテスト
③続かない
語学学習で一番大事なのが継続です。日本人でも外国でずっと暮らしていると日本語が出にくくなる事もあるくらい、語学力は使わないと衰えてしまいます。
続けよう、続けようと思っていても続けるのは相当な労力が要ります。
独学で続けるのが難しい場合は思い切ってスクールに通いましょう。週1で必ずレッスンがあると継続もしやすいです。今は安価なオンラインレッスンなども豊富に展開されているので、積極的に利用しましょう。
・スケジュールに沿って進める努力をする
・独学が無理な場合はスクールやレッスンを受ける
④実践する場がない
動機がしっかりしていれば大体実践する場があります。
例えばドラマを聞き取れるレベルになりたい、外国の友人と現地語で喋りたいなど、自分の語学力を実践する場があります。
実践する場が無かったり、まだ語学力がついていなくて実践できない場合は自分で作りましょう。
・コミュニティサイトで現地の知り合いを作る
・旅行で現地に行く
・現地語で映画やドラマ、漫画を見る
【語学学習のポイント】
上記をしっかり守っているにも関わらず中々進まないという方は、以下を確認しましょう。
①長期的すぎるスケジュールになっていないか
語学は継続と言いますが、初心者から学習を始める場合はある程度短期集中で力をつける必要があります。
例えば日本語でもあいうえお表を3ヶ月かけて学ぶ必要は無いし、時間をかけすぎると逆に覚えにくくなってしまいます。超初歩の部分は短期で身につけてしまいましょう。
目標が薄れて語学学習が「習慣」になってしまうと成長が止まってしまいます。
②勉強媒体が自分に合っているか
中国語を初めて勉強する人が、いきなりネイティブとの対話レッスンに申し込んでも意味がありません。会話形式のレッスンにはある程度基礎を積んでから臨みましょう。
特に講師選びは重要です。初心者のうちはネイティブじゃない講師の方が学びやすいです。講師がどうやってその言語を身につけたのかも聞いてみるといいでしょう。
逆に基礎を身につけた人は、どんどん会話ができるレッスンを受けて話し慣れた方がいいです。
③楽しんでいるか
外国語を習得するというのは、自分の力がどんどんついてくる事を実感できて本来楽しいものです。資格を取れば自分のステータスにもなるので、趣味としてはとてもおススメです。楽しんで勉強している方は成長も早いし継続もしやすいです。
楽しくない人はただの言語としてだけでなく、一度現地の文化や人を知ってみましょう。その国を好きになる事でモチベーションも上がります。あとはどんどん実践して自分の成長を楽しみましょう。